生理痛の女性とトリキュラー

生理に深刻な悩みを抱えていませんか?ひどい生理痛や生理不順が日常化してしまっている人には「当たり前のこと」かもしれませんが、それは正常なことではありません。そこでそんな方々には私から、トリキュラーという低用量ピルをおすすめしております。

トリキュラーの減退出血と飲酒喫煙の注意

トリキュラーというのは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンのはたらきをする物質が配合された、いわゆる低用量ピルにあたり、基本的に毎日服用することによってもそれだけですぐれた避妊の効果があるという医薬品です。ただし、そうした強力な効果をもっている医薬品だけに、副作用がないかどうかというのは気になるところであるともいえます。
副作用とまちがえやすいのが、トリキュラーを服用している期間中に起きる減退出血とよばれるものです。この減退出血というのは、ちょうど生理のような出血のことですが、本来の生理よりは量的に少ない場合があるなど、多少の違いがみられます。トリキュラーは、最初の21錠分にはたしかにホルモンが含まれているのですが、最後の7錠分については、プラセボ錠という、実は成分がなにも含まれていないものとなっています。通常はこのプラセボ錠の段階で減退出血が生じますが、これは子宮内膜がはがれるという自然な作用によるものですので、心配することはありません。
むしろ、飲酒や喫煙といった、いわゆる嗜好品を日常的に使用していることによって、副作用のリスクが増大する場合がありますので、こちらのほうに注意すべきといえます。飲酒に関しては、直接的に副作用をもたらす可能性は少ないといえますが、過度に飲み過ぎると、肝臓でアルコールを無害化する作用と、トリキュラーのような医薬品の成分を代謝する作用の両方によって、肝臓に負担がかかりますので、望ましいことではありません。また、喫煙に関しては、トリキュラーの伊勢分とあいまって、血のかたまりが血管をふさいでしまう血栓症になるおそれが高まるとされており、こちらは処方に先立つ問診でもかならずチェックされるところです。